「個人事業主でもファクタリングは可能なの?個人事業主がファクタリングをするためのポイントを解説!」

町工場や卸販売業を営んでいる個人事業主などでは、取引先に売掛金が発生することはよくあると思います。売掛金の回収には1~2ヶ月ほど掛かってしまうため開業間もない個人事業主などではできれば早期回収をしたいものです。

その場合には「ファクタリング」という売掛債権を売却する資金調達がオススメですが、個人事業主ではそのファクリングを利用することはできるのでしょうか?

個人事業主はファクリングを利用できるの?

個人事業主でもファクタリングを利用可能!

結論から言ってしまうと、個人事業主でもファクタリングを利用することは可能です。

ただし、ファクタリングによる資金調達を行うには一般的にファクリング会社を利用することになるため、利用するファクタリング会社によっては個人事業主は対象外になってしまうこともあります。

そのため個人事業主がファクリングを利用するには、まずは個人事業主も利用可能なファクタリング会社を選ぶことが必要です。

ただし売掛金先(取引先)が個人事業主のケースでは難しい

ファクタリングは売掛債権の信用力がポイントになるため、売掛金先(取引先)が個人事業主や個人の場合の売掛債権ではファクリングをすることは難しくなってしまいます。

売掛債権は法人のものでなければファクリング会社としても信用力に欠けてしまうものなので、多くのファクリング会社が個人の売掛債権を買い上げることはしていません。

個人事業主はファクタリングの資金調達がオススメ?

売掛金先が個人事業主の場合ではファクタリングを利用することは難しくなってしまいますが、利用する側が個人事業主でなおかつ売掛金先が法人であれば問題なく利用することが出来ます。

また、ファクタリングは銀行融資や事業者ローンなどとは違い、個人事業主にオススメの資金調達の一つとなっています。

そこで、個人事業主にファクタリングがオススメな理由をいくつかピックアップしてみました!

審査に必要な書類が少ない!

銀行融資などでは審査に必要な書類などはとても多く、個人事業主が準備するには大きな負担となってしまいます。

しかし、ファクタリングであれば審査に必要な書類というのは銀行融資とは違いとても少なく、個人事業主でも簡単に準備できるものばかりとなっています。

ファクタリングの審査に必要な書類には、「本人確認書類」「商業登記簿謄本」「印鑑証明書」「2~3期分の決算書」「売掛金先との契約書」「事業用の預金通帳」といったものになります。

「商業登記簿謄本」は会社の存在を確認するためなので、自社のパンフレットや公式サイトなどでも代用してもらえるファクリング会社もあります。

ファクタリングの審査に必要な書類はとても少なく簡単に用意できる物ばかりなので、個人事業主にもオススメの資金調達と言えます。

銀行融資とは違い審査が通りやすい!

ファクタリングは銀行融資やビジネスローンなどの借入ではなく、売掛債権の売却による資金調達になるので審査が甘く個人事業主も利用しやすいものになっています。

銀行融資などでは利用会社の経営状況などが審査の大きな焦点となってしまいますが、ファクタリングであれば売掛債権の信憑性や信用性が焦点となるので経営状況までは主に見られることはありません。

そのため、どのような業種の個人事業主であっても売掛金先が法人であればファクタリングの審査はおおむね通すことが出来ます。

赤字決済でも問題ない!

ファクタリングの審査対象は売掛金先の経営状況や財務状況などが焦点になり、また売掛債権の信用性などを見られます。

従って、ファクタリングを利用する利用会社がどのような経営状況であろうと売掛債権がしっかりと存在していれば問題なくファクリング会社に買い取ってもらえます。

創業間もない個人事業主の場合には軌道に乗る前は赤字決済になってしまうケースもよくありますが、その様な場合でもファクリングを利用すれば早期の売掛債権の現金化を図ることが出来ます。

国も推奨している資金調達の方法!

ファクリングは国も推奨している資金調達の方法なので、個人事業主が利用できるファクリング会社というものも徐々に増えている状態です。

また、2020年には民法の466条が改正されてよりファクタリングの資金調達はしやすい構造になると言われています。

そのため、売掛債権が発生しやすい個人事業主の場合には、ファクタリングによる資金調達は今後ますます重要になって行くと思われます。

個人事業主がファクタリングを利用するポイントは?

ファクリングは個人事業主にもオススメの資金調達となりますが、審査をスムーズに通すためのポイントがいくつかあります。

例えば、先ほど言ったような個人事業主にも利用できるファクリング会社にすることや、審査に必要な書類を事前に準備することなどがあります。

他にもいくつかあるので個人事業主がファクタリングを利用しやすくなるためにも、いくつかポイントを見ていきましょう。

長年の掛け取引による法人企業がある

ファクタリングの審査の場合には出来るだけ長年の取引がある企業間の売掛債権の方が信用性が高く、ファクリング会社も安心して買い取ることが出来ます。

そのため、個人事業主がファクリングの審査をスムーズに通すには、長年の掛け取引による法人企業がある場合には審査がよりスムーズになっていきます。

それとは逆に、初めての取引相手による売掛債権の場合には審査が厳しくなってしまうため、即日の審査完了にすることは難しくなってしまいます。

自社の公式ホームページなどがあれば信頼されやすい

ファクタリング会社に査定などを申し込むと、まずは利用会社の所在確認をすることになります。

その場合には「商業登記簿謄本」などがあればいいのですが、自社のパンフレットなどでも所在確認として認めてくれるファクリング会社もあります。

そのため、個人事業主などの場合では自社のパンフレットなどを制作することが手間であれば、公式ホームページなどを制作することでファクリング会社には所在確認の材料として提供することが出来ます。

また、きちんとした自社の公式ホームページなどがあればファクリング会社に対しての信頼もされやすく審査もスムーズに通すことが出来ます。

いくつかのファクタリング会社で査定してもらう

ファクリング会社では電話やメールだけでも数分で査定をしてもらうことが出来るので、いくつかのファクリング会社に連絡をしてみて一番買い取り金額が大きいところを利用することもポイントです。

ファクリング会社によって買取手数料は多少ばらつきがあるので、手数料が高いファクリング会社を利用してしまうと売掛債権が大きく目減りしてしまいます。

そのためにも、4~5社ほどのファクリング会社に査定してもらうことをオススメします。

 

まとめ

ファクタリングは個人事業主でも利用することが出来ます。

その際には個人事業主でも利用できるファクリング会社を選ぶことや、手数料の低いファクリング会社を選ぶことがポイントになります。

ただし、売掛金先が個人事業主の場合には利用することは難しくなってしまうので、ファクリングを利用する場合には、取引先が法人であることを覚えておいた方がいいでしょう。